3つのテクニカル指標(移動平均カイリ率、RSI、ボリュームレシオ)を用い
た逆張り投資法です。移動平均にたいする株価の大幅マイナスカイリが
購入条件にはいる為、逆張りといっても上昇基調の押し目よりも
大相場後の暴落か下落相場の末期の加速度的下落局面にシグナルが
続出します。そういう意味では普遍的ではあるが、毎年使える投資法
ではないでしょう。(使えても機会が少ない)
この投資法は3つの意味で時代が生んだ投資法だと思います。
1.PCとネットの普及でテクニカル指標の算出と銘柄のスクリーニング
が簡単にできるようになった。
2.本投資法は鋭い下落局面を捉える投資法だが、これは90年代以降に続出
するようになった。本にのっていた購入条件で30年間の売買シミュレーショ
ンをおこなったが、70、80年代は売買機会がほとんどない。(90年代
が下落トレンドだったという面もあるが、鋭い値動きが増えているという要
素の方が大きい。)
3.新規上場銘柄が近年どんどん増えて、これらの小型株は本投資法に適し
た鋭い動きをする場面が多い。
注意点は損切りは必須だということです。投資条件のパラメータ
を厳しくすれば勝率は上がりますが、投資機会が減って利益も減ります。
2003年春に購入。以来、相場は底を打ち"暴落相場"ではなくなってしまったため旬は過ぎてしまった本かもしれない。カイリ率、VRなど複数のテクニカル指標を利用し、専用ソフト(書籍購入者は無料)を用いて買いを入れてゆく。銘柄選定や目標株価の算出が意外に面倒。自分にはなじめなかった。ただし4ヶ月ほど検証の成績はなかなかよかった。
PC、株式売買ともに中級以上の知識がある人向け。